北海道函館市石川町の予防型歯科医院│遠藤歯科クリニック
小児歯科Pediatric dentistry
未来あるお子さまのために
乳幼児のうちにむし歯予防を行うことで、これから先の長い人生が明るいものになると考えています。
小さくて可愛い乳歯が生えてきたら、親御さんは虫歯予防に関心を持っていただければと思います。
当院では“むし歯にならない・させない”ように、お子さまのお口の中をサポートしてまいります。
乳歯の役割
- 食べ物を噛む
- 永久歯の生え方
- 言葉を発する
- 顎の成長を促す
乳歯はいずれ永久歯に生え変わりますが、無くなるものだからといってむし歯になっても良いわけではありません。
上の4つの役割はもちろんのこと、これから長い人生を生きていく上でこの時期こそが非常に重要な時期となります。
POINT むし歯のリスク
乳歯がむし歯になるということは、お子さまの口の中にむし歯菌が増殖繁殖しているということです。
この状態で永久歯に生え変わっても環境は同じですから、むし歯になるリスクも当然高くなります。
POINT 永久歯への影響
むし歯になった乳歯を抜くことは簡単ですが、抜いたスペースに隣り合う歯が傾くことで永久歯が生えてくるスペースが十分でなく歯並び・かみ合わせに影響することがあります。
むし歯にならない環境づくりが大事
生まれてすぐの赤ちゃんにはむし歯菌は存在しません。
お世話する大人(特に親御さん)からむし歯菌が映ることからむし歯へと移行します。
1歳半頃から2歳半頃にむし歯きんが定着しやすいと言われており、この期間は特に気をつけなければいけません。
お子さまに接する皆さまが良好な口腔環境であることで、大事なお子さまのむし歯リスクを軽減することが出来ます。
小さいお子さまがいるご家庭では、家族全員で口腔ケアの意識を持つことが大事になります。
定期的に歯科医院での検診をお勧めいたします。
フッ素塗布
フッ素塗布のメリットは、歯質を強化することにあります。
歯科医院で使用するフッ素は、家庭用の10~20倍レベルの高濃度のもので、歯質が弱い15歳ぐらいまでのお子さまに塗布することで効果を期待できます。
出来れば、年に4回のご来院で定期的なフッ素塗布で歯を守っていきましょう。
シーラント
奥歯の噛む面には細かい溝があります。
生えたての歯は歯質が弱く、そこからむし歯になることが多くあります。
シーラントは溝をプラスチックの樹脂で埋めることで溝からむし歯菌が侵入しないようにする処置です。
お子さまに見られる症例
舌小帯切除術
これらのデメリットを生じるケースがあります。
小帯が短い方の特徴としては、舌の形がハート型になります。
気になる場合は、お気軽にご相談ください。
舌の裏側の中央から口の底にむかっているヒダを舌小帯といいます。
このヒダが短いケースで支障をきたすと想定される場合に切除術を行います。
上唇小帯切除術
これらのデメリットを生じるケースがあります。
小帯が長い方の特徴としては、前歯の隙間が見られます。
気になる場合は、お気軽にご相談ください。
上唇の裏側の中央から上の歯茎に向かっているヒダを上唇小帯といいます。
このヒダが前歯の中央に入り込むことで支障をきたすと想定れる場合に切除術を行います。
マタニティ
妊娠すると、体の変化と同様にお口の中の環境も変化します。
また、ママがむし歯だとお子さまもむし歯になる確率が上がります。
未来のお子さまのために、またご自身のために歯科医院への通院をお勧めします。
治療に最適な時期は「安定期」です。
この時期にむし歯や歯周病の治療を受けてください。
妊娠後期はお腹も大きくなってきますので治療用のユニットに横になるのが困難になります。
お子さまが生まれると育児に追われて歯科医院に通院する時間が十分に取れないことが想定されます。
ご自身と未来のお子様のために、痛みがなくてもお口の環境を整えるために歯科医院へ通っていただくことをお勧めします。
ご来院の際は母子手帳をご持参ください。
また気になること等、お気軽にスタッフまでご相談ください。